日本の大道芸~『南京玉すだれ』
江戸時代、旅の放浪芸人が、色々な商売の売り言葉(口上)を手控えとして作った「諸芸口上」
歴史のある芸で伝統芸能であるとも言える。一人の演者が長さ20~30数センチの竹製の小型のすだれを持ち、唄にあわせて踊りながらすだれを変化させて釣竿、橋、しだれ柳、旗などに見立てる。演者が持つすだれの名称でもある。
Updated Date : 2017-09-30 11:46:34
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「発祥は富山県で、同県の民謡こきりこ節に用いられるささらが原型」としている。
南京玉すだれ
2017年市民の健康・食育フェアー舞台発表
現在町で見かけることはほとんどなく、
イベントなどで演じられることが多い。
イベントで行われる場合には、数人が並んで同じ技を見せることもある。
高槻現在劇場でのイベント模様
OpenMatome
日本を元気に‼
使われるすだれの玉数は流派などによっても違いがあり、24本、36本、46本などいくつかのバリエーションがある。
南京玉すだれ協会 スーパーよさこい2012
原宿表参道元氣祭 南京玉すだれ協会
2016年赤穂祭り
南京玉すだれを演じる際の歌詞の一例
アさて アさて アさて さて さて さて
さては南京玉すだれ
チョイと伸ばせば
浦島太郎さんの 魚釣り竿にチョイと似たり
浦島太郎さんの 魚釣り竿がお目にとまればおなぐさみ
お目にとまれば元へと返す 元へと返す
2016年神戸まつり
アさて アさて さては南京玉すだれ
チョイと返せば
瀬田の唐橋 唐金擬宝珠 擬宝珠ないのがおなぐさみ
瀬田の唐橋 お目にとまれば元へと返す 元へと返す♬
手遊び売り
数枚の竹板を簾(すだれ)のように溝にはめ込み、伸び縮みするように作った玩具だが、日本舞踊の小道具にもあり、寄席では、南京玉簾と称して、いろいろの形を作る芸ある。
明治二十九年四月十日の『風俗画報』に、「手遊び売り」という文章が見られる
OpenMatome
八房流善香会の玉すだれ
市民の健康・食育フェアー 高槻現代劇場にて - himebara55の日々是好日
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