走行距離や時間によってタクシー運賃・料金を表示する運賃メーターです。現在4社が製造していますが、ＭＫでは最大手である二葉計器さんのメーターを使用しています。リーフを除いて全てこのタイプのメーターを使用しています 右下と左下に針金がありますが、これは1年に1回計量検定所でメーター検定を受けたときにつけられる「封印」です。

鉛玉に合格印が刻印されています。検定は車両とセットなので、封印を解かない限り他の車両には付け替えられません 運賃メーターは計量法に基づく「特定計量器」で、検定を受けなかったり有効期限切れで使用すると、６か月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます

運賃の変更は、通常変更日の出庫車両から適用されます。0時から切り替わるわけではありません。ＭＫでは昼夜2交代制のため、夜勤が入庫してから昼勤が出庫するまでの短時間にメーターの変更を行う必要があります 夜明け前から作業が始まります

作業は整備部門の職員が担当します まずドライバーで左下の部分をこじ開けます

よく写っていませんが、中にあるスイッチをドライバーで押すと、メーターの書き換えができる状態になります

有効期限が貼られた部分を左にスライドさせると、中にはＳＤカードスロットがあります

このスロットにメーターの演算式を書き換えるＳＤカードを挿入すると、メーターが書き換えられます。10秒くらいで終わります このＳＤカードは、新運賃に対応したものを二葉計器さんに作ってもらいます 再び書き換えスイッチをオフにしたら作業完了です。1台あたり5分もかかりません

車両によって運賃メーターの車載位置はまちまちで、中にはこんな作業しにくいところにもあることも

運賃メーター以外の車載物や車体表示も全て変更できているか、1台ずつチェックします

最後に営業所長が再チェックし、ＯＫだったら無事出庫できます

ご予約・お問合せは☎075-757-6212、またはMKタクシーHPで。 MKタクシー's Matomeに関するお問い合わせは、b.kikaku@mk-group.co.jpまで

☎075-778-4141 ※おかけ間違いにご注意ください。 お電話不要、簡単注文「スマホ配車」はこちら