源流(起点)を訪ねる 『山科川~その18』
山科川は伏見区の秘境・醍醐陀羅谷(だらだに)の千頭岳(せんずだけ)を源流にして牛尾山道のかたわらを北へ下り、山科から伏見を経て宇治川に流れる一級河川で長さは約15kmです。
起点は大蛇退治伝説にまつわる伝統行事「二の講」のある場所で、この地点から上流を「音羽川」下流を「山科川」と呼んでいます。
Updated Date : 2020-05-21 20:21:35
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伝統行事「二の講」(小山の山の神)⇒山科川の起点
毎年2月9日に山科区小山地域の住民が集い、長さ約13メートルのヘビと称する勧請縄を作る。目にはみかんを用い,大きく開けた口を赤く着色し,割竹を削って輪にしたものに樒,榊,御幣を付けた足を13個作り,そのうち12個を胴体に吊り下げる。午後に地域内を担いで回った後,音羽川沿いの木に掛け13個目の足は山科川の起点とされる場所まで持ち運び,木の枝に吊り下げるという行事。
大蛇伝説
鎌倉時代に音羽山に住んでいた大蛇が村人や牛尾山・法厳寺に参詣する人を困らせた。これを聞いた小山在住の弓の名人で強力の内海浪介景忠が山中に入り暴れる大蛇を退治した。 このとき大蛇の血が音羽川の水を赤く染め、東山の清水寺の音羽の滝をも一昼夜にわたり赤く染めたという。
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「山科川」の起点から上流(音羽川)を望む
源流地区のみどころについては、別の機会に譲ることとしたい。
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山科川の起点の表示板(小山中島町)
「山科川~その17」までは、醍醐~六地蔵間の事象に限定していたが、新型コロナ緊急事態宣言の解除に伴い山科川の起点から末流までの15㎞間に行動範囲を拡大することにした。
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山科区小山中島町
34.98317880029334
135.83635933558838
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16
34.98317880029334,135.83635933558838,0,0,0
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