六道まいり(3) 8月8日~12日、16日 ー京都歳時記ー 
場所: 千本釈迦堂(大報恩寺) 北の葬送地、蓮台野は船岡山の西から紙屋川にかけての一帯をいう。当寺は蓮台野に近くこの世とあの世の境界にあたり「六道まいり」が盛んである。 8月8日~12日は精霊迎え、16日は精霊送り。観音菩薩像を開帳して先祖の霊を供養する。
Updated Date : 2024-08-07 12:12:56
Author ✎ 歳時記
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当寺の本堂は「応仁の乱」で他の堂宇がすべて焼失したにも拘らず奇跡的に残り、京都市内に現存する最古の寺として「国宝」に指定されている。 本堂の柱には生々しい刀傷が残っている。
千本釈迦堂(大報恩寺)
「六道まいり」の期間は本尊・釈迦如来坐像も開扉される。この釈迦如来像の手に結ばれている白布がお精霊さんを迎える鐘につながっていて、迎え鐘をついて先祖の精霊を供養する(8時~19時) 16日は精霊送り(同上)
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本堂の柱に見る応仁の乱の刀傷
応仁の乱ではこの辺りは西軍の中心部で山名宗全の特別の計らいもあり寺院が残ったと云われている。
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大報恩寺(千本釈迦堂)
35.031943305629355
135.73985071731397
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