石と水の物語(No.15)~渡来人・秦氏の遺業 『一ノ井堰(いちのいぜき)など』
嵐山で人気のイタリアンを探しているときに、「一ノ井堰碑」に出会った。石碑はなにも語らずながら、以心伝心でとりあげたい。大堰川の葛野大堰(かどのおおい)は,土木技術にたけた新羅(しらぎ)の渡来人・秦氏が造ったとされる。一ノ井は,洪水調整や灌漑用として造られた取水口で農業灌漑用水として利用されていた。
Updated Date : 2025-11-22 21:23:18
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一ノ井堰(洛西用水)
一ノ井堰(いちのいいせき)は桂川の水を田畑に送るため、古くは5世紀末に設けられた農業水利施設で嵐山の水面の風景の礎ともなっている。
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一ノ井堰碑(いちのいいせきひ)
一ノ井は,洪水調整や灌漑用として造られた取水口であり,室町時代には松尾・桂などの農業灌漑用水として利用されていた。
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法輪寺道昌遺業大堰阯(ほうりんじどうしょういぎょうおおいあと)
法輪寺の僧侶・道昌(798~875)は,秦氏の建設した葛野大堰(かどのおおい)を修復し,大堰近くに創立された葛井寺(かどのいでら)を整備して法輪寺とした。この石標はその記念を示すものである。
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一ノ井堰碑(嵐山西一川町)
35.0104884
135.6808707
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0
0
16
35.0104884,135.6808707,0,0,0
法輪寺道昌遺業大堰阯(天龍寺芒ノ馬場町)
35.01330309630793
135.67298568785193
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35.01330309630793,135.67298568785193,0,0,0
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