紫式部の歌碑 ~源氏物語ゆかり(No.21) 『白髭神社』
近江最古の大社で、日本全国に約三百の分霊社が祀られて いる。祭神の猿田彦命は、天孫瓊瓊杵尊降臨(てんそんににぎのみことこうりん)の際に先頭に立って道案内をされた神で、導き・道開きの神として知られている。 白髪で白い髭を蓄えた老人の姿が、社名の由来になっている長寿神である。境内には紫式部の歌碑がある。
Updated Date : 2024-08-02 20:07:05
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湖中の大鳥居(撮影日2024年8月1日)
(湖岸から沖へ58m、高さ約10m、柱間8m)昔、神社の前の湖中に鳥居があったという伝説や絵画に基づき大阪道修町の薬問屋・小西久兵衛が昭和12年に復興・寄進したもので琵琶湖を代表する景観になっている。
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紫式部の歌碑
"みおの海に 網引く民の てまもなく 立ちゐにつけて 都恋しも”
源氏物語の作者紫式部が、平安時代の長徳2年(996)、越前国司として赴任する父藤原為時に従って、この地を通った時に詠んだもので、「近江の海にて三尾が崎といふ所に網引くを見て」という詞書がある。
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湖側~国道~本殿
神社の本殿と湖中の鳥居を隔てて国道が走っているのは確かに危険だが・・。
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粋な計らい
白鬚神社の前の国道を横断せずに安全に湖中の鳥居が撮影できるよう、地元ロータリークラブによって展望台が設置されている。河口湖町の「コンビニ越しの富士山に目隠しの幕」はやむにやまれぬとはいえ、いかにも野暮な話だ。
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