立命館の創立者の邸宅跡の公開 『白雲荘』
学校法人立命館の創立者・中川小十郎は晩年を、この邸宅で過ごし78歳の生涯を終えた。その足跡を次代に発信などの一環として、2月12日の午後に一般公開された。耐震性の問題から建物内部の見学は急遽中止となったが、寺院などの物々しい公開にくらべると極めて良心的でアットホームな見学会だった。
Updated Date : 2023-02-13 22:27:48
Author ✎ 京都再発見
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正面入り口
1922年に建てられた木造瓦葺の平屋(115坪)は、ゆとりのある敷地(378坪)内に和室や茶室が庭を囲む様に配置され、装飾性よりも簡潔さを旨とした邸宅である。 「場所」上京区寺町通上立売上ル西入ル
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参加者に配布された資料の一部
中川 小十郎は、丹波国南桑田郡馬路村(現・京都府亀岡市馬路町)生まれ。東京帝国大学卒業後、旧文部省に入省、文部大臣だった西園寺公望の秘書官を務めた。1900年に立命館大学の前身となる私立京都法制学校を創立した。息子に流政之(彫刻家)がいる。
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白雲荘
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35.03337912961334,135.76539357192817,0,0,0
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